四月は君の嘘 Wiki
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ストーリー
登場人物
作品概要


劇中音楽

第1話

第1話、有馬公生宮園かをりが初めて出会うシーンでかをりが公園に居た子供たちと一緒に演奏していた曲。曲は『天空の城ラピュタ』から朝、主人公が餌をあげるためにハトを呼ぶときにトランペットで吹いてたもの。曲名は「ハトと少年」。



第2話

第2話、コンクール演奏会の課題曲。普段、コンクールはヴァイオリンソロの曲が選ばれるがそのコンクールは珍しく伴奏つきの曲が課題になる演奏会だった。曲はベートーベンの「ヴァイオリンソナタ9番」。ヴァイオリニストのルドルフ・クロイツェルに捧げられたというエピソードがあり別名を「クロイツェル」という。コンクールで演奏されたのは第一楽章で作中ではダイジェストで曲が流れた。


第3話

有馬公生宮園かをりとカフェに行ったとき。そこに居た子供たちと一緒に弾いた曲。曲名はモーツアルトの「キラキラ星変奏曲 ハ長調K. 265」原題は「12 Variationen über ein französisches Lied "Ah, vous dirai-je, maman"(フランスの歌曲「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」による12の変奏曲)」主題と12の変奏曲によって作られている。


第4話

推薦枠で招かれたコンクールで有馬公生宮園かをりが弾いた曲。作中では公生のトラウマが発症してしまい曲を中断してしまうので中盤は弾いていない。曲はカミーユ・サン=サーンスの『序奏とロンド・カプリチオーソ』。当時著名だったヴァイオリニストのパブロ・デ・サラサーテ(『ツィゴイネルワイゼン』を作曲したヴァイオリニストでもある)に捧げられた曲でサラサーテがスペイン出身であるのでスペイン音楽の色合いがつけられたと言われている。

第5話

有馬公生宮園かをりとの約束によって出場することになったコンクールの課題曲。 曲名はショパンの『練習曲 作品25-5』。出だしの鍵盤を刻むようなリズムが特徴的。冒頭の指示標語がきっかけで「スケルツォ風」と呼ばれたり、海外では「Wrong note (不協和音)」と呼ばれたしている。

第8話

毎報コンクールで相座武士が弾いた曲。曲名はショパンの「練習曲 嬰ハ短調 作品10-4」別名「Torrent(激流)」。作品では有馬公生のいない間に成長した相座武士が昔の雪辱を果たすために気合十分で弾き会場を圧倒させた。

毎報コンクールで井川絵見が弾いた曲。曲は「練習曲 イ短調 作品25-11」別名「木枯らし」。作品では不調続きだった井川絵見有馬公生がコンクールに来ることをしり絶好調になり曲に感情をぶつける激しい演奏で会場を魅了した。

第12話

ガラコンサートで宮園かをり有馬公生が弾く予定だった曲。曲名はクライスラー「愛の悲しみ」(原題「Liebesleid」)。対になる曲に「愛の喜び」がある。この曲にはラフマニノフのピアノ編曲があり、それを有馬公生の母が演奏していたため有馬公生にはとても思い入れのある曲だった。それもあって、有馬公生は最初、演奏することを拒んだ。

第13話

有馬公生宮園かをりを欠いたガラコンサートで弾いた曲。曲はクライスラー「愛の悲しみ」のラフマニノフピアノ編曲。作中で有馬公生は母・有馬早希が弾いていた姿を思い浮かべ母に対する罪の意識を振り払った。中盤のクライマックスシーンと言える。

14話・15話

有馬公生が海岸で口ずさんでいた曲。曲名はドビュッシー『月の光』。正式には『ベルガマスク組曲 第3曲 「月の光(Clair de lune )」』。曲のタイトルはポール・ヴェルレーヌの詩のひとつ「月の光」からとったと言われている。編曲され映画などでも多く使われ、かつてはNHK『みんなのうた』で歌詞がつけられ歌われたこともある。14話では練習をしていた曲だったので、隣に住んでいる澤部椿もフレーズを覚えていたので共に口ずさみ、15話では悩みを打ち明ける澤部椿に対し、有馬公生がひたすらピアノを弾いていたときの曲。

第17話

宮園かをりの病状のことを知り深く沈んでいる有馬公生が帰り道に聞こえてきた途端に耳を塞いで駆け出してしまった曲。曲名はモーリス・ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」。パヴァーヌとは16~17世紀の頃に宮廷で踊られたダンスのひとつ。曲はベラスケスの絵画に描かれているマルガリータ王女からインスピレーションを受けて書かれたと言われていて、亡き王女というタイトルではあるが葬送というよりも良き頃の思い出に浸るという作風になっている。宮園かをりが病院で淡々とつぶやいたのは三田誠広『いちご同盟』の一節で、作中には「亡き王女のためのパヴァーヌ」を弾くシーンがある(図書カードに有馬公生が借りた形跡があった)。そのため、有馬公生は耳を塞いだと思われる。またそれとは別に、つらい気持ちになったのはもう二度とこないかもしれない、宮園かをりとの華やかな日々の思い出が「王女の良き頃の思い出」のように頭をよぎったからなのかもしれない。

第18話

  • 動画 上・連弾(音声のみ) 下・オーケストラ

相座凪有馬公生がくるみ学祭で弾いた曲。曲はバレエ音楽、チャイコフスキーの『眠れる森の美女』より「ワルツ」。第1幕の6。別名「ガーランド・ワルツ」。作品ではふさぎ込んでいる宮園かをりにガツンと気合をいれてやろうと有馬公生相座凪にお願いして学祭で連弾した。出だしを卒なく弾いたふたりだったが途中から有馬公生が本気になり相座凪を翻弄、練習と違う演奏に取り乱しそうになる相座凪だったが持ち前の負けん気の強さで食らいつき見事な演奏に仕上げた。演奏後、有馬公生瀬戸紘子からドSと言われる。そんな有馬公生に振り回された相座凪だったがそこに成長があり、それを見ていた兄の相座武士も触発され去り際に有馬公生に挑戦状をたたきつけたのだった。

第19話

相座武士が東日本ピアノコンクールの予選で弾いた曲。曲はショパン『エチュード作品10-12』。別名「革命」。11月蜂起の時に作られた曲。革命に参加できなかったショパンがその激しい感情を曲に込めたものと言われている。
作中では有馬公生が変わってしまった戸惑いからスランプに陥った相座武士がその心のもやを振り払うように激しい感情をぶつけて演奏し会場をわかせた。相座武士の出番は3人の中で一番先だったので、演奏後、彼は自信満々の表情を見せた。

第21話・最終話

コンクール本選で有馬公生が弾いた曲。最悪のコンディションで挑んだコンクールだったが気合のこもった演奏は審査員も息を飲むほどだった。曲名はショパンのバラード1番ト短調作品23。ショパンの初期の代表作と言われる。作中では宮園かをりのバイオリンが入るがウジェーヌ=オーギュスト・イザイがバイオリンとピアノの協奏曲として編曲したものがあるので、それを参考にしていると思われる。


2014年10月9日深夜から
  フジテレビ系列ノイタミナにて放送中  
放送時間 金曜・1:20分頃から


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